29期関西テーマ活動研究
『The Gratitude of the Samébito 鮫人のなみだ』(SK9・DISCⅣ)
あらすじ
近江の国に俵屋藤太郎というものがあった。
ある日藤太郎は、瀬田の唐橋を渡る途中で海に住む全身真っ黒の鮫人に出くわした。龍宮から罷免された彼を哀れに思い、藤太郎は鮫人の面倒を見ることにした。
七月、三井寺の女人詣で見つけた珠名という美女に藤太郎は虜になってしまった。しかし、彼女をめとるには結納として1万個の宝石を入れた手箱が必要であり、叶わぬ恋に打ちひしがれて藤太郎は病気になってしまう。
もう長くないことを告げられた鮫人は悲しみのあまり涙を流してしまうが、、
コメント
関西支部一同、鮫人のなみだに真摯に向き合い、物語の舞台である滋賀県が近くにあることもあり、地域の特色を活かした活動を展開しています。本作品に描かれる登場人物たちの喜びや悲しみ、葛藤や迷いは、私たち一人ひとりの内面にも共通するものです。私たちはその多面的な人間像を丁寧に読み解くことで、見てくれる皆さんにも自分自身や他者の感情、行動の背景について深く考えるきっかけを作りたいと考えています!
今年の私たちテーマ活動研究ならではの親しみやすさや温かみ、ユーモアを交えながらも、テーマの持つ奥深さを軽視せず、感情や思考の多様性に溢れる表現を深掘りしています。メンバー全員が協力し、意見を出し合い、創意工夫を凝らして本気でおはなしに向き合ってます!
今年も関西支部の風吹かせるでー!
乞うご期待!
当日写真
支部's模造紙
対談企画 後日回答
A1.質問ありがとうございます。後ろでは藤太郎と鮫人のそれぞれの心情や心の向きを5トラックと6トラックにかけて表現していました。後ろで屏風になったいた人が2人1組で鮫人と藤太郎をあらわしています。5トラックでは藤太郎の病の告白を通して2人の気持ちが初めて向き合うシーンとして捉えて、2人は向き合っています。しかし6トラックでは鮫人は藤太郎の願いに対して、様々な思いをもち葛藤しています。そんな思いを伝えようとしていました。
A2.質問ありがとうございます!!確かに藤太郎にとっても鮫人にとってもパッピーエンドのように語られています。事実藤太郎は珠名と結婚できたのでハッピーエンドを否定するわけではないですが、ただ単に良かったで終わるお話ではないと思います。
当時はルビーに夢中だった藤太郎も日を追うごとにのことを鮫人のことを思い出すでしょう。その中で自分がした行動に後悔や自責の念を感じたり、鮫人に感謝をしたり色々な思いを馳せていると思います。別のお話では後日談として藤太郎は自分の子に鮫人にちなんだ名前をつけたんだとか。ちなみに最後のシーンでは唐橋を通り鮫人を思い出し、思いを馳せている様子を表現しています。
また、このお話は本当にハッピーエンドなのかを鮫人に着目して話し合った時に、もしかすると鮫人は竜宮に帰った後に罰を受けたのかもしれないねと話し合いました。なぜなら、鮫人が藤太郎のために流した2回目の涙では、鮫人は人間の欲望のために、自らが持つ海の生き物としての力を十分に使ってしまったため、それは過ちにあたるのではないかと考察したからです
A3.質問ありがとうございます!メンバーそれぞれのお話への思いを大切にしています。一言では言えない感情の複雑さがお話魅力だと思います。なので込める感情の統一はあまりしていません。回答者は藤太郎を演じたのですが、は藤太郎が元々持ち合わせている優しさを意識していました。



















